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大阪信用保証協会(開業融資)

大阪府で利用できる新規開業融資の制度は2つです。
大阪府では、大阪信用保証協会の開業サポート資金と日本政策金融公庫の新規開業資金の2種類の融資を開業時に活用できます。

大阪信用保証協会(開業サポート資金)

信用保証協会とは、小規模事業者や中小企業が資金を円滑に調達できるようサポートする公的機関です。

信用保証協会が保証人になることで、万が一、事業者が借入金の返済ができなくなった場合、その事業者に代わって金融機関に返済します。

信用保証協会の保証付き融資では貸倒れのリスクは信用保証協会が負うため、金融機関は融資を実行しやすくなるという仕組みです。

大阪信用保証協会(開業サポート融資)の概要

大阪信用保証協会の開業サポート資金の概要は以下の通りです。

 

 大阪信用保証協会
融資制度名開業サポート資金
金利1.4%
融資限度額3,500万円以内
返済期間設備資金、運転資金ともに10年以内
担保、保証人担保不要
法人の場合は原則代表者の連帯保証(無保証人を希望することも可能)
信用保証協会への保証料率1.0%(借入時のみ支払い)
無保証人を希望する場合1.2%
申込から入金までの期間2か月程度
対象者

創業前もしくは創業後5年未満の人

創業前後の場合、自己資金が10分の1以上ある人

概要

金融機関の債権を保証する公的な保証機関の大阪支部。創業向けの制度として大阪府から委託をうけ「開業サポート資金」の保証業務を行う。

特徴

日本政策金融公庫よりも低金利で借入でき、運転資金も長期返済が可能な点です。金融機関の貸し倒れリスクを下げるため、融資時に信用保証協会へ保証料を支払う必要があります。

資金調達コンサルティング.comは、7,500件以上の融資のサポート実績から得た知見より、事業内容や自己資金といった皆さまのご状況から金融機関からいくら借りられるかがわかります。どこの金融機関に申し込めばよいか、いくら借りられそうか知りたい方はをお気軽に無料相談ください。

大阪信用保証協会(開業融資)の必要書類

大阪信用保証協会の必要書類は次の通りです。

 
大阪信用保証協会の開業融資の必要書類
書類の種類 概要 入手先
創業計画書 信用保証協会フォーマットの創業に関する事業計画書。 信用保証協会の窓口・サイト
信用保証委託申込書等 金融機関を通じて信用保証協会に申込みする場合の申込書。「信用保証依頼書」「信用保証委託申込書」「信用保証委託契約書」などの種類がある。 信用保証協会の窓口・サイト
信用保証依頼書 信用保証を依頼する書類。 信用保証協会の窓口・サイト
個人情報の取扱いに関する同意書 個人情報の取扱いに関する書類 信用保証協会の窓口・サイト
商業登記簿謄本
(法人の場合)
履歴事項全部証明書。法人の基本的な情報が記載されている書類。 法務局の窓口・サイト
定款(法人の場合) 法人の組織・活動についての根本規則を記した書類。 コピー
法人の印鑑証明書
(法人の場合)
事業用の印鑑として登録された証明書。 法務局の窓口・サイト
代表者個人の印鑑証明書 申込者または連帯保証人として代表者個人のもの 区市町村役場の窓口
課税証明書 課税額が記載された書類。ただし、個人事業主で所得税も事業税もない場合は、「住民税」の証明書が必要です。新年度の課税(所得)証明書は、6月1日(土日の場合は翌開庁日)から発行可能です。 区市町村役場の窓口
市県民税納税書 前年度と前々年度の市県民税納税書
手書きの場合、印字されるまでに通常1週間はかかる。
その場合は印字されるまでの日数を役所で確認。印字されたものを提出。
区市町村役場の窓口
勤務時の源泉徴収票
前職場の収入の書類。(※会社の社印が押印されたもの)
すでに創業しており、前職が勤務者の場合に提出します。
(まだ創業しておらず現在勤務者の場合は現職の源泉徴収票を提出しましょう)
前の職場・税務署の窓口 
設備資金の見積書 借入金で購入予定の設備に関する見積書。 購入予定先
事務所・店舗の賃貸契約書 賃貸物件を借りるための契約書。
「事務所」「事務所兼倉庫」「店舗」で契約。「住居」はNG
コピー
許認可証 業種による許認可が分かる書類 コピー
預金通帳 普通、定期等などで直近6カ月以上記帳されたもの。公共料金や住宅ローンまたは家賃、クレジットカードの引落に利用されているものを提出します。 通帳原本
資金繰り表 資金の流れの予定表
フォーマットはなく、Excel等で作成
自作
本人確認書類 本人確認書類(免許証・パスポート・住民票など) 区市町村役場の窓口
開業届
(個人事業主の場合)
 個人事業主として開業したときに提出した書類。  税務署
創業計画書や信用保証委託申請書などは、どの信用保証協会でも必要となる書類です。一方で、設備資金の見積書や事務所・店舗の賃貸契約書などは、信用保証協会によって記載がある場合とない場合があります。
 
■申込先
開業・スタートアップ応援資金(開業資金):大阪信用保証協会、大阪府商工労働部中小企業支援室金融課、大阪府内各市町村中小企業金融担当課(大阪市を除く。)無保証人対応:取扱金融機関

融資申込みは「一発勝負」!

例年の大阪信用保証協会の審査通過率は「約31%」と狭き門となっており、「70%」の方が審査に落ちているのが現状です。

融資の申込みは、「一発勝負」です。2回目の申込みで融資を実行することは、「一切ない」と考えてください。
融資実行するためには、「行動力と情熱」が必要となります。逆に言えば「行動力と情熱」があれば何とかなります。

資金調達コンサルティング.comは、7,500件以上の融資のサポート実績から得た知見より、事業内容や自己資金といった皆さまのご状況からどちらの金融機関からいくら借りられるかがわかります。どこの金融機関に申し込めばよいか、いくら借りられそうか知りたい方はをお気軽に無料相談ください。